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【住まいの処方銭】人間のトイレに「ペットドア」を 室内の気になるニオイ、一緒に快適に暮らすためには (1/2ページ)

★イヌとの楽しい暮らし(4)

 犬を室内で飼う際に気になるのがニオイ。原因として、イヌの体臭や食べ残しなどが考えられる。加えて、室内に置いてあるトイレが要因のことも少なくない。

 東京都港区の一級建築士、前田敦さんは、ペットとともに快適に暮らすために工夫を施した住まいの設計を多数、手がけている。トイレ問題について、簡単な対策をアドバイスする。

 「人間のトイレの空間にイヌのトイレを併設して設置する。出入り口ドアの下の部分にペットドアを取り付ける方法がある」

 人間のトイレには換気扇があるので、つけておくと空気が室内に流れてこない。最近のペット用ドアは、柔らかく傷つかない素材でできているので、愛犬にも優しい。夜には、常夜灯を点灯しておくと、愛犬も人も見えづらさを解消できる。

 一方、戸建て住宅であれば、外部に面した部屋の隅を愛犬の“個室”にして、換気扇を設置する方法もある。換気扇の設置だけなら2万円程度で済むことも。

 このほか、前田さんは、リフォーム時に、壁を天然水硬性石灰という石灰石の一種や、珪藻土といった天然素材のものを用いることを提案する。これらはニオイを吸収する性質をもつ。湿度も調節するので、カビ対策にもなる。

 カーテンなど室内のファブリック(布地)はニオイを吸いやすい。「アルミ系や木製のブラインドにするだけでも室内のニオイが緩和される」(前田さん)。これらは、インターネット通販でも購入可能だ。なお、畳はおしっこがしみ込みやすいので、樹脂製タイプに取り換えたい。

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