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【株式フジ】「総強気」状態へまだ上昇途中、ここは流動性ある大型株で 動き良化「三菱UFJ」、「三井住友FG」など (1/2ページ)

 「まだまだ」ではないかと考えています。何がまだまだかというと、東京市場が高値をつけてしまうことです。仮に日経平均の連騰記録が止まったとしても、少しの調整のあと再上昇すれば、「あの時の高値が今の安値」になるのです。過去、株価が高値を付けたとき、それも歴史的な高値を付けたときというのは「総強気」が支配したときでした。今はどうでしょうか? 総強気に支配されているでしょうか? 私は決してそういうことはないと思います。

 総強気状態というのは、あっちもこっちも株の話で持ちきりになり、大もうけしたという話がここかしこで聞かれ、それまで株の“か”の字も知らなかった人までわかったような口を利き出す状態のことを言います。今はそういうことはありません。むしろ、どんどん上げていく株式市場に対し懐疑的な見方が多いと思います。そういう時はまだ、上昇の途中というのが過去の経験則です。

 2012年12月26日の第2次安倍晋三政権発足時、0・9%(12年度)だった実質GDP成長率は16年度に1・3%になりました。1ドル=85円だった為替相場は大幅に円安となり114円近辺で推移し、輸出企業の業績の追い風となっています。完全失業率は4・3%(12年12月)から2・8%(17年8月)まで改善しました。劇的に経済状況を改善させた安倍政権がこれからも続くとなったのですから好感されるのは当然です。今後、経済分野の最後の懸案事項、実質賃金上昇率(改善しているもののいまだマイナス圏)がプラスに浮上してくればさらに株価上昇を後押しすることになるでしょう。そう遠くない日にそれはやって来るとみています。

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