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【天野秀夫 中小型厳選株】「IJTテクノロジーHD」を先回り買い いすゞ自動車、業績回復&中国でのエンジン生産拡大 (1/2ページ)

 日経平均は連騰記録の更新。アトランタ五輪女子マラソンで有森裕子選手が銅メダルを獲得した1996年7月以来の2万2000円台の回復と記録ずくめです。

 さすがに調整ムードも台頭してきそうですが、為替相場の円高、米国ダウの大幅下落、北朝鮮の暴走がない限りは、売り材料が見当たりません。

 政局の安定と企業業績の好調から、海外機関投資家の資金も欧州から日本株にシフトしているようです。日産自動車、神戸製鋼所の問題は留意すべきですが、好業績銘柄が素直に株高の波に乗る相場展開です。

 業績上方修正の期待がある好業績銘柄として今回注目するのは、東証2部の「IJTテクノロジーホールディングス」(7315)です。

 トラックや建設機械向けの鋳造品を手掛けるアイメタルテクノロジー、鍛造品のTDF、機械加工・組み立ての自動車部品工業という3社の持ち株会社として2013年10月に発足したのが同社です。

 筆頭株主のいすゞ自動車、大株主の日立建機を大口の得意先としているほか、鍛造品はトヨタグループに納入していることから、日産自動車や神戸製鋼所の建機部門の直接的な影響は認められません。むしろ、最大の取引先であるいすゞ自動車の業績回復と中国におけるエンジン生産の拡大によるプラス要因が大きい企業です。

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