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【天野秀夫 中小型厳選株】柱は医療、介護、子育て支援 国策が追い風「カナミックネットワーク」に注目 (1/2ページ)

 昨年7月の「ポケモンGO」の登場から株式市場では、本格的に任天堂の株価が人気化し始め、今年3月に新型ゲーム機「スイッチ」が登場すると、売買代金は連日トップを独占する人気となりました。

 10月30日発表の4-9月期決算で、今3月期通期業績は大増額修正に。売上高は9期ぶりの増収に転じ、営業利益は事前予想の650億円から1200億円に修正、前期と比べて実に4倍増です。この予想もクリスマス商戦次第で、上乗せされる可能性もあります。

 昨年8月、リオ五輪閉会式で安倍晋三首相がマリオにふんしてから1年3カ月で株価は倍増。そして、任天堂の11月2日終値時点での時価総額は6兆800億円超になって日本郵政を上回る水準です。

 一方、ゲーム業界ではライバル関係にあるソニーも10月31日に、市場の事前予想を上回る決算を発表すると同時に、通期業績も増額修正しました。半導体事業における画像センサーとゲーム機「PS4」が堅調だったことが業績に寄与。そのサプライズ決算から、11月2日には2008年6月以来、9年5カ月ぶりに株価5000円台を回復しています。

 この任天堂とソニーの好決算と、その発表を受けた株高はゲーム業界の垣根を越えた日本企業の収益回復を、海外投資家に発信する効果となりました。

 好決算の大型株が買い進まれてきたことから、10日の決算発表ピークを境に、そろそろ中小型の好決算銘柄に関心がシフトしていきそうです。国策が追い風として働く、医療介護連携支援システム、介護業務支援システム、子育て支援システムが収益柱の「カナミックネットワーク」(3939)は注目できる銘柄の1つです。

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