記事詳細

【人生二毛作】人生の拠点をバーへ 伝説のラガーマン・松尾雄治さん、“注ぐ側”の司令塔に (1/2ページ)

 数々の偉業を成し遂げた伝説のラガーマン、スポーツキャスターでタレントの松尾雄治さん(63)に会った。怖い人かと思っていたら、気さくな人だった。

 「ラグビーは15人でやるスポーツ。松尾1人が何かしたわけじゃない。単なる15分の1ですよ。自分だけが特別と思うこと自体、なんか嫌ですね」

 東京都生まれ。明大ラグビー部を悲願の初優勝に導いたことはあまりにも有名だ。卒業後は新日本製鉄釜石に入社し、ラグビー部監督兼選手として活躍。

 「最初は運輸課に配属され、教育の方に移って最後は人事部。8年で係長になった」

 日本選手権7連覇という大記録達成後に現役引退。数年前、父親と母親が他界。8年間務めた成城大学の監督を辞めた後、自身も60歳の還暦を迎え、第二の人生をどう生きるべきかという課題に直面。いろいろ悩んだ末に、「友達がみんな集まって楽しく語り合える場を作ろう」と東京・西麻布に会員制バー「リビング」を開業した。

 ウイスキーの「白州」とかプレミアム焼酎の「森伊蔵」など、高級酒が飲み放題で1人5500円。

 「ぶっきらぼうだけど、僕だっていらっしゃいませ、ありがとうぐらいは言いますよ」

 常連客はスポーツ関係者や財界人、芸能人が多く、連日満員の盛況だ。

 日本ラグビー史上屈指のスタンドオフと言われている。ゲームをコントロールするのが役割で、チームの司令塔でもある。サッカーのサイドバックのような攻守に重要なポジションだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう