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【編集局から】某部長の開口一番はゲキだったのか 企業の研修も時代とともに進化

 どの企業にもあるのでしょうが、私も先日、都内で2日間にわたり、会社の「部次長研修」なるものを受けました。

 いずれも午前9時半から午後6時までみっちり。“研修”と名のつくものは、26年前の「新人研修」以来。昔から座学が大嫌いで、受ける前から徒労感に打ちひしがれておりました。

 しかし意外にも、コンサルティング会社製作の資料は興味深く、プロの講師の方の話術はよどみなく、さらに6人1組のグループでディスカッションしながら現在会社が抱える問題を挙げ、原因をさぐり、模造紙に書き出して発表し、あるいは自分の日頃の行動・言動をレーダーチャート(五角形とか六角形のあれです)に表したりするうちに、時間はあっという間に過ぎました。研修も時代とともに進化しているようです。

 それに引き換え、四半世紀前のあの新人研修。入れ代わり立ち代わり各部署の部長がやってきて、漫然と講義に次ぐ講義。某部長は開口一番「何か、質問は?」とのたまい、新人一同きょとんとしていると、「新聞記者のくせに質問もないのか。帰る!」と出ていってしまった。あれは記者会見で質問もせず聞いているだけの記者には絶対なるな、というゲキだったのか、単に語りたいことが何もなかっただけなのか…。(運動部・宮脇広久)

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