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【最強!!バフェット流投資術】「う~ん、マンダム」繰り返されるロングセラー商品は会社の実力 運が良い出来事が続く理由考える

 チャールズ・ブロンソンの「うーん、マンダム」というコマーシャルは一世を風靡(ふうび)した。ある年代以上の方なら、鮮明な記憶を持っているだろう。私も学生時代「顎に何かついているよ」「?」「うーん、マンダム」という掛け合いの遊びをやったものである。実際、このCMの大ヒットにより、商品名が社名になった。

 マンダム(4917)は1927年に金鶴香水という名前で設立された。33年に、スティック状で、使う分だけ押し出して塗って髪を整える「丹頂チック」を発売。これが爆発的なヒットを記録。現在でも販売されているロングセラー商品となる。私の父が、瓶入り(スティック状ではない)を愛用していたのを覚えている。

 さらに、78年に発売された「ギャツビー」シリーズもヒットし、ロングセラー商品となっている。

 丹頂チック、マンダム、ギャツビーいずれのヒットも、偶然に左右される部分も多い。しかし、バフェットや私は「運が良い出来事が特定の場所で続けて起こったら、そこには何か理由があるのではないか?」と考える。

 バフェットの驚異的パフォーマンスは運が良かっただけだと批判されることもあるが、70年以上の投資生活で、「運が良いこと」がそこまで続いたのなら、そこには何か理由があると考えるべきだろう。

 ひとつひとつをとれば偶然であるように思えても、それが繰り返されるのなら、会社の実力(社風)と考えてもよいのではないか? もちろん、どこかでその実力が低下してしまうことも考えられるが、過去の失敗を着実に乗り越え、成功を続けてきた伝統ある企業をバフェットや私が好む理由もそこにある。

 また、化粧品分野でも男性向けは、ジレットのひげそりなどと同様に、女性向けに比べて顧客の移り気が少なく、需要が安定しているのも特徴だ。(国際投資アナリスト・大原浩)=敬称略

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