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【天野秀夫 中小型厳選株】パリ、NYにも行けるユニークな株主優待 婦人服業界でトップシェア、V字型再生した「クロスプラス」 (1/2ページ)

 28日が権利落ち日となって、株式市場は実質12月相場がスタートしました。12月相場の話題の1つが、大手物流会社である佐川急便の持ち株会社SGホールディングスの上場でしょう。12月13日に新規上場となりますが、この日は同社を含めて4社の上場が集中します。

 ユニクロなどアパレル製品のOEM(相手先ブランドによる製造)を手掛けるマツオコーポレーションもこの日に登場。業績回復を期待した婦人アパレルのパレモホールディングスが直近でストップ高を演じるなど、周辺銘柄にも動きが出てきました。

 今回注目する東証2部の「クロスプラス」(3320)は、しまむらやイオングループなど大手量販店を得意先として、婦人服から子供服を企画・製造するアパレルメーカーです。同社は、1日あたり100品番の新商品が誕生するといわれる婦人服業界でトップシェアの販売実績を持っています。

 2015年1月期に50億円超の最終赤字を計上するなど業績的に厳しい時期を乗り越えて、V字型の事業再生を果たしました。

 8月30日には通期業績を増額し、今18年1月期は売上高が前期比微増のなか、営業利益は前期比21%増の10億5000万円、経常利益は同35%増の12億円と2ケタの伸長です。

 ただ、通期の増額修正幅は中間期(2-7月)の引き上げ額の2分の1にとどまっており、一段の収益向上が期待できます。配当は前期に年2円で復配し今期は年6円配の計画です。

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