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【新・兜町INSIDE】証券大手が戦後最長の景気拡大予想 「2%の賃金上昇期待」

 証券大手の経済見通しが出そろった。景気の先行きについて、「(拡大が)戦後最長を更新する公算が大きい」(野村証券)、「堅調な景気拡大が続く」(大和総研)などと、息の長い回復見通しが示されている。

 民間エコノミストの景気予想について、証券会社系は強気、保険会社系は弱気といわれてきた。景気が上向きそうなら証券マンのセールストークになり、景気の悪化が懸念されれば、保険の販売に説得力が増すためだ。

 SMBC日興証券は「政府は2018年末にデフレ脱却宣言を行う可能性がある」と、ポジティブな見通しを披露し、18年末の日銀による利上げも予想。「2%の賃金上昇が期待できる」と、サラリーマンにとってうれしい予想も示している。

 一方、野村予想では、景気拡大が続くものの、「引き続き物足りなさが残る可能性が高い」と、実感に乏しい状態が続くと指摘。19年10月に予定される消費税率の引き上げが再び先送りされることを前提に景気予想を組み立てている。

 【2017年11月27日発行紙面から】

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