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【始めよう!スマートライフ】MVNOもついに差別化の時代に突入 ユーザー数増、単に安いだけでは生き残れない (1/2ページ)

 格安SIMで知られるMVNO(仮想移動体通信事業者)だが、ユーザー数が増えてきたこともあり、事業者によっては特に昼休み時間帯などの転送速度が遅すぎて使いものにならないといった声を聞くようになってきた。

 MVNOはドコモやau、ソフトバンクといったメガキャリアからモバイルネットワーク設備を間借りしているが、事業者ごとにメガキャリアと契約している帯域幅が異なる。ユーザー数に応じて最適な帯域幅を確保していればいいが、それをケチったり、対応が間に合わない場合は、契約者1人当たりの帯域が不足してしまい、通信速度が遅くなってしまうのだ。

 だが、昼休みの混雑時に合わせてメガキャリアと契約していては、他の時間帯で帯域を余らせてしまうことになり、現在の格安状態を維持することは難しくなる。そこがMVNO事業者の悩みどころだ。

 ソニーネットワークコミュニケーションズのMVNO nuroモバイルとソニーのスマートフォン、Xperia(エクスペリア)が協業して提供されることになった「Xperia XZ Premium×nuroモバイル」は、そのひとつの解かもしれない。

 これは限定1万3000台で各ユーザーに専用帯域を確保することで通信速度を改善し、さらにすべてのアップロードが無課金というサービスだ。いってみれば、nuroモバイルが、もうひとつユーザー限定のMVNO事業を始めたようなものだ。列車にたとえればグリーン車のような扱いと考えることもできる。

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