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【一生働く!】定年後に必要な「きょういく」「きょうよう」 過去の「経験」にあぐらかかず努力を (1/2ページ)

★居場所の作り方

 生涯現役を実践中の男女7人が集った、夕刊フジ主催の「シニア懇談会」。その発言の中から、シニアが直面する問題やテーマを浮き彫りにする。今回は、定年後の「居場所の作り方」について。

 ■仕事一辺倒は定年後の居場所づくりに苦戦

 現役時代、残業や会食、出張、週末の接待ゴルフなど、仕事一辺倒の会社人間だった人は、定年退職後に自分の居場所が家庭にも地域にもないという問題が起こりがちだ。

 最近、メディアで取り上げられている「きょういく(今日行くところはあるか?)」と「きょうよう(今日用事があるか?)」は、定年後の男性に最も必要だと言われている。

 渡辺裕之さん(75)も、この2つの必要性を痛感した1人だ。建設会社で建築士として勤務していたが、病気療養のために55歳で早期退職。治療を続けながら建築コンサルティング業を行っていた。

 「60代後半には、八丈島に月2回、母島には1年間定住して大きなプロジェクトに関わり、精力的に仕事をしてきました。そろそろ体力的に厳しいと感じた70歳の頃にプロジェクトも終了し、少し休める時間が持てた。しかし、その期間は2年に及んだ。朝起きても、行く所もなく、することもない日々。それが非常にストレスでした」

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