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【最強!!バフェット流投資術】電気自動車も自動運転も関係なし!タイヤは消費財だから経営安定「ブリヂストン」

 バフェットが、カミソリのジレット、飲料のコカ・コーラ、日用品のP&Gなど大衆向け消費財のメーカーに好んで投資をしてきたことは有名である。

 バフェットいわく「これから30年の間に、人々がひげをそらなくなったり、コーラを飲まなくなる可能性は高くない」。どのようなビジネスでも市場が無くなってしまったら終わりであるから、その点で大いに安心できる。消費財であるから、使い切ったら必ず補給しなければならない。だから経営も安定する。

 ブリヂストン(5108)が手がける自動車用タイヤは、一般消費財というカテゴリーからは少し外れるかもしれないが、自動車本体に比べれば消耗の度合いが激しく、定期的に購入しなければならない。

 しかも、今後自動車がどのような形になっても、タイヤは必要とされるだろう。

 例えば電気自動車が主流になれば、(ガソリン)エンジンやそのエンジンの駆動を車輪に伝える装置のメーカーは厳しい局面を迎えるはずだ。また、水素自動車が主流になった場合もガソリンスタンドやガソリンエンジンは大きな打撃を受ける。

 しかし、タイヤはどのような燃料で走っても、仮に自動運転になっても必要なものだと考えられる。

 ちなみに、世間で騒がれている「自動運転」は、運転者のサポートをするという意味であれば急速に発展していくだろうが、「完全自動運転」への道のりはかなり遠いのではないか。

 家の近所の路地を走行する場合を考えてみよう。子供が遊び回ったり、老人がよろよろ歩いたり、自転車がすり抜けたりする中を、何の問題もなく走り抜けていく自動車が簡単に完成できるとは考えにくい。また、事故が起こった場合、自動車そのものが責任を負うこともできない。

 完全自動運転は、公共バスのような用途に限られる時期が続くだろう。(国際投資アナリスト・大原浩)=敬称略

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