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【こんな時代のヒット力】野菜不足を前面に「簡単チョップドサラダ」PR フィリップス・ジャパン、話題から認知された「マルチチョッパー」 (1/2ページ)

 チョップドサラダをご存じだろうか? 多くの種類の野菜をほぼ均一のサイズにみじん切りにし、“スプーンですくって食べる”というスタイルのサラダだ。米ニューヨークではやり、昨年、日本に上陸してブームとなった。

 ブームを牽引したのは、フィリップス・ジャパン(東京都品川区)が2016年2月に発売したフードプロセッサー「マルチチョッパー」。「チョップドロップモード」という設定でチョップドサラダをおいしく簡単に作れるもので、当初目標台数の3倍以上が出荷された。

 従来のフードプロセッサーとの違いは、穴の開いた「特種設計バスケット」と、3枚のブレードが付いた「チョップドロップ用ブレード」、毎分約1500回転の「低速回転」。これらにより、これまで実現できなかった“均一サイズ”で“シャキシャキみじん切り”が可能となり、チョップドサラダに最適なカットができるのだ。

 同社が欧米で大ヒットしているマルチチョッパーの日本発売を決めたのは15年。チョップドサラダが簡単にできることに着目し、それをPRの中心に置くことにした。「まだ日本に入っていないが、ニューヨークのヒットならいずれ受け入れられると考えた」(パーソナルヘルス、前橋香代子氏)

 もうひとつ目をつけたのは、日本人の野菜不足。厚生労働省の調査によると、成人の1日の野菜摂取目標は350グラム。しかし、実際の平均摂取量は285グラムだ。「まだまだ野菜は足りていない。“より野菜をとろう”というメッセージを展開すれば、チョップドサラダに話題が集まり、マルチチョッパーが認知される」(前橋氏)

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