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【横山利香 打ち出の小槌】介護事業好調!会員数増えた「ベネッセ」に復活の兆し ネット教育の推進…「チエル」も注目 (1/2ページ)

 スマートフォンやタブレット端末の普及とともに、ソーシャルゲームは老若男女問わず一大ブームとなりました。

 それに対して、電子書籍などは正直、盛り上がりに欠けます。なぜでしょう。電子書籍は、いつでもどこでも端末で多くの書籍を読めるのがメリットですが、肝心の料金が、紙の書籍に比べて、格段に安いというわけではないことが一因に挙げられます。

 無料のニュースアプリがあふれる現状、利用者が「かなりお得」と実感できる状況ではないことが、一般化への道を妨げていると考えられます。

 では、今後も普及する可能性は低いのでしょうか。そうとも限りません。例えば、学校教育の現場です。子供たちが授業で利用する参考書や問題集。重いからと、学校の机やロッカーに置いて帰った経験は誰しもあるはずです。

 徐々に電子端末を利用する教育機関も増えてますが、紙の参考書や問題集などがクラウドで利用されるようになると、鞄の中身も変わってくるでしょう。授業の復習も場所を選ばず動画で済ますことができるようになります。

 そこで、今回注目するのは「ベネッセホールディングス」(9783)。「進研ゼミ」などの通信教育最大手で、数年前、個人情報の漏洩(ろうえい)問題が発覚し、会員数が激減したことは記憶に新しいところです。

 ただ、そのほとぼりも冷めつつあります。先日発表した2018年3月期第2四半期決算では、通期計画に対する進捗(しんちょく)率が135・6%と、業績に回復の兆しが表れています。通信教育の会員数の増加や介護事業の業績好調が要因です。

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