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【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】どの客層向けなの?「忖度御膳」を忖度してみたファミマ弁当 胡麻和えでゴマスリ連想って芸が細かすぎ (1/2ページ)

 12月、ファミリーマートから数量限定で売り出された「忖度御膳」なる弁当には、びっくりしたなもうです。アンケートをしたら、忖度御膳が人気で、じゃ、これを商品化しようとなったようです。

 「忖度」は今年の新語・流行語大賞になった言葉で、「相手のことを思いやる」のが本来の意味です。値段は消費税込みで、798円とちょい高め。弁当には、忖度された料理が、入っているとのことです。

 まず「のどぐろ」というお魚。これは、喉の部分が黒い魚で、つまり腹黒いことを、さりげなくアピールしたいそうです。さらに、胡麻和えは、ゴマスリを連想するための工夫です。ちょっと芸が細かすぎます。だったら水戸黄門に出てくる「山吹色のお菓子でござい~」みたいな、小判型の饅頭をデザートで入れておくのが、分かりやすいかもしれません。

 勢いで作った感は否めません。名前がインパクトあり過ぎて、誰に売ろうとしているのかが、見えづらいですね。多分、お金を持った熟年層でしょうが、コンビニで豪華弁当を、喜んで買うとは思えません。じゃ「インスタ映え」を狙って、若い女性に期待しても、ちょっとね。だいたい「そんたく」って、読めるのか疑問です。

 ファミマの弁当類は、500円程度が主流で、800円近い商品としては、その300円のプレミアム感をいかに出すかが、課題です。おいしく食べましたが、さりとて、ほっぺたが落ちるほどでもないし。

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