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【住まいの処方銭】シニアの大掃除はケガに注意、転落や呼吸困難も 危険な場所は業者に頼もう (1/2ページ)

★大掃除を快適に(2)

 大掃除の季節。シニアはケガに注意したい。東京消防庁の調査では、2012~16年の5年間で、掃除中の事故により救急車で病院に運ばれたのは、3747人にのぼる。そして60~70代だけで4割超だ。

 初診時点では、全体の4割近くで入院が必要とされる状態と診断され、わずかながら死亡が確認された例もあった。

 「たかが掃除」とあなどってはいけない。「転ぶ」「落ちる」「ぶつかる」ことが少なくなく、同調査でもこれらの3つで7割超。イスに上がろうとしたときに転落し頭を打った例や、掃除中に立ちあがった際に戸棚の扉に頭をぶつけて頭痛や嘔吐があった例がある。

 いずれも入院が必要な程度と診断された。塩素系洗剤をかけた後に酸性洗剤をかけて掃除をしていたところ、のどに痛みを感じて呼吸困難となり、重症と診断された例もある。

 シニア自身も掃除中のケガのリスクを自覚している。ダスキンがシニア対象に行った調査では、約6割が「イスや脚立を使った高所の掃除に不安を感じる」という結果となった。

 ただ「危ないなら掃除をしない」には別の危険性も。ほこりがダニの温床や呼吸器系の病気の原因を引き起こす可能性がある。「自分では無理」と思ったら家族に頼んでもいいだろう。

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