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【経済快説】「つみたてNISA」は失敗しにくい投資教材 iDeCoと併用で老後の備えに (1/2ページ)

 来年から「つみたてNISA」という制度がスタートする。年間40万円までの投資の収益が、期間20年にわたって非課税になる税制優遇制度だ。ただし、定期的な積立投資を行う必要があり、投資対象商品は金融庁が認めた商品に限られる。

 つみたてNISAを一言で言うなら、金融庁が用意してくれた「失敗しにくい投資教育教材」だ。投資は、理屈だけでなく実際にやってみる方がよく分かる。そのために、つみたてNISAが役に立つ。

 毎月の積立投資にするとして3万3000円強までの利用枠だが、(1)金融庁が対象商品を手数料が安くて長期投資に向くものに絞り込み、(2)積立投資でゆっくりと投資金額が増えて、(3)20年の長期投資が税制優遇の下で可能である。利用者は、不適切な商品を選びにくく、投資した元値を気にせずに、長期間にわたって投資対象を保有するので、失敗しにくい、という仕掛けだ。

 この種の税制優遇された運用の仕組みとしては、確定拠出年金(個人型の愛称は「iDeCo」)、通常のNISA(少額投資非課税制度。年間投資枠120万円、非課税期間は5年間)などがある。サラリーマンなど普通の個人は、公的年金(厚生年金など)の他に、老後の生活のために相応の資金を蓄えて運用する必要がある。その際に、こうした優遇制度を利用する方が有利なので、使い方を知っておきたい。

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