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【新・兜町INSIDE】大納会に安倍首相を待望 株価重視を投資家に示す格好の機会

 東証は29日、1年の取引を締めくくる大納会を迎える。ゲストは囲碁の井山裕太七冠。28歳にして七大タイトル保有中の天才棋士だ。株高で活気が戻る証券業界では、サプライズゲストに安倍晋三首相の登壇を待望する声が強い。

 過去の大納会には、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(2002年)、プロゴルフの石川遼選手(09年)らの大物が登場してきた。証券不況期には、謝礼の高額そうな著名人を呼ぶ東証に、証券会社から批判の声もあった。

 しかし、今年は株価がバブル経済崩壊後の最高値まで上昇。証券会社にも証券マンにも余裕があるためか、豪華ゲスト批判は聞かれなくなった。

 一方、安倍首相は13年の大納会に招かれている。当時は「年末に突然、官邸から訪問の打診があり、東証がうれしい悲鳴を上げて歓待の準備をした」(関係筋)という。

 首相の東証訪問は株価重視の姿勢を内外の投資家に示す格好のチャンス。先の総選挙で圧勝した安倍首相と井山七冠の「無敵ツーショット」が年末に実現するかも。

 【2017年12月8日発行紙面から】

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