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【定年後 難民にならない生き方】シニアの「婚活市場」活況、過去10年で約10倍増 お見合いに進めば成婚率5割に (1/2ページ)

 シニア世代の「婚活」市場がにぎわっている。

 婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントの調査によると、50~60代の独身男性の約半数、独身女性の約3割が「パートナーが欲しい」と回答。男性の方がよりパートナーを求める傾向があることがわかった。

 「40代50代合同」から「60代中心」「60代70代中心」など、さまざまな世代に向けたパーティーを実施する結婚相談所・ブライダルゼルム(東京・銀座)によると、「過去10年間で、シニア向け婚活パーティーは約10倍に増えている」という。出会いのコンセプトも「真剣交際」から「茶飲み友達」まで多岐にわたる。

 同社の婚活アドバイザーである立花えりこ氏は次のように解説する。

 「参加者も、長年シングルだった方もいれば、離婚や死別で配偶者を失った方などさまざまです。『人生の終盤を一緒に過ごせるパートナーが欲しい』という思いは共通しますが、必ずしも入籍を望むとは限らないのが、シニア婚活の特徴のひとつです」

 入籍すれば、パートナーに財産の相続権が発生する。資産があるほど、子供をはじめとする親族に反対される可能性は高くなる。また、女性の場合は死別した元夫の遺族年金をもらい続けたほうが、経済的基盤が確保できるため、入籍を望まないケースもある。もっとも、多数派を占めるのは「きちんと入籍したい」派だという。

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