記事詳細

【新・兜町INSIDE】「佐川急便」快走でIPO強気、年末まで全勝か

 佐川急便を運営するSGホールディングスが13日、東証1部に直接上場した。今年最大の大型案件のため不人気が懸念されていたが、初値は公開価格を2割近く超過した。証券関係者は「年末までのIPO(株式新規公開)は全銘柄で初値が公開価格を超えそうだ」と強気に傾いている。

 SGHDは大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事という珍しい組み合わせ。両大手証券の間で取引先の重複が比較的少なく、株式の販売は順調だったようだ。上場初日、個人投資家とみられる小口の買い注文が集まり、IPO銘柄の人気ぶりを再確認させた。

 14日以降のIPOは26日のオプティマスグループ(東証2部)まで16件。主幹事証券は野村、大和などの大手証券に加え、SBI、いちよしなど合計7社に分散しており、投資家を幅広く募る上で理想的だ。東証などの上場審査日程の都合で、例年2月第1週ごろまでIPOが途絶える。このため、年末にかけて限られたIPO銘柄に投資マネーが集中することになりそうだ。

 【2017年12月15日発行紙面から】

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう