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【こんな時代のヒット力】第3次ブームのバンダイ「ガシャポン」 毎月30~40の新作に大人や外国人もワクワク (1/2ページ)

 「ガシャ」とハンドルを回すとカプセルが「ポン」。その中にある小さな玩具やフィギュア。今、カプセルトイは年間300億円の市場となり、単なる子供のおもちゃではなく、精巧なアートとして、日本文化を伝える土産として、大人や外国人にも大人気だ。

 玩具大手のバンダイ(東京都台東区)がカプセルトイの市場に進出したのは1977年。カプセルを取り出す時の音から「ガシャポン」と名付け、20円が主流だった当時、異例の100円で参入した。

 同社ベンダー事業部プロモーションチームの大塚賢一郎氏によれば、「それまで何が出るかわからないある種のクジだったが、アニメキャラクターの中からどれかが出てくるという安心感からヒットした」という。

 83年にはキン肉マンのフィギュア「キンケシ」を発売。4年で1億8000万個を売る大ヒットになる。これにガンダム、ドラゴンボールが続き、自販機の前に子供たちが並ぶ第一次ブームとなった。とはいえ、この頃はまだ無塗装の素朴なものだった。

 94年、大人のコレクションに耐える精細な塗装・造形の「HG(ハイグレード リアルフィギュア)シリーズ」第1弾として、ウルトラマンが発売された。その後、ゴジラ、ロボコン、仮面ライダーなどが続々発売され、大人の男女も夢中になる第2次ブームが起こり、現在に続いている。

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