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【オトナの社会科見学】都内で唯一の屋上観覧車がある「かまたえん」、『シン・ゴジラ』のロケハンでも使用

 東急プラザ蒲田の屋上観覧車は1968年、同館オープンとともに設置された。現在、都内で屋上にある観覧車はここ「かまたえん」のみ。モール屋上の遊園施設といえば、子供の頃、親に連れられ、コインで動く遊具に乗せてもらった思い出のある読者も多いはずだ。

 60年代末期の蒲田は京浜工業地帯を担う盛り場だった。そんな環境にできたモールだから、華やぐ様はいかばかりだったことか。

 観覧車は2014年、同館が一時閉館する際に閉鎖の危機を迎えた。しかし存続を望む多くの声に支えられ、リニューアルオープン時に「幸せの観覧車」の名で再デビューした。

 料金300円を払い乗ってみる。1周約3分半で、冬枯れの空、東には羽田を飛び立つ飛行機が、西には晴れた日は富士山も見える。映画「シン・ゴジラ」の蒲田近辺で怪獣が暴れるシーンのロケハンでも使われたとか。

 帰りは同館4階の喫茶店、やはり68年から続く「シビタス」(10~21時)に寄りたい。カウンターを挟むスタイルも懐かしい。神田のフルーツパーラー、万惣の支店として始まったといい、真四角な大きなバターが乗る名物ホットケーキが味わえる。 (矢吹博志)

 ■「かまたえん」(東京都大田区西蒲田7の69の1 東急プラザ蒲田屋上)来年2月28日まで10~17時、同3~11月は10~18時 来年1月1日休園、年2回の不定期休あり

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