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夕刊フジ「デジタル」面が最終回、21年半の歴史を振り返る 初期の公式サイト制作はあの堀江貴文氏 (1/4ページ)

 夕刊フジの「デジタル(パソコン)」面は、独立したページとしての掲載は今回が最後になります。1996年6月3日に「50日間夏期集中講座 あなたもパソコン達人」というページタイトルで開始して以来21年6カ月、「インターネット&PC情報」や「IT NEWS」「IT@フジ」「デジタル@フジ」と名称を変えつつも毎週続けてきた紙面は、これでいったん終了です。「最終回」は当デジタル面誕生の経緯について紹介します。(編集局長・佐々木浩二)

 ■「あなたもパソコン達人」誕生

 「あなたもパソコン達人」は時代の要請に応えたものでした。前年の95年11月に「ウィンドウズ95」が発売され、96年は空前のパソコン・ブームとなりましたが、それまでのさまざまな「ブーム」と大きく違ったのは、設定法や操作法を学習する必要があったことです。

 とくに夕刊フジ読者の多くを占めるサラリーマンたちは、突然職場にやってきた「パソコン」という機器に戸惑い、その対処法を求めていました。サラリーマンの味方を標榜する夕刊フジとしては、この願いに応えなければなりません。

 そこで当時の編集局長の判断で、パソコンの操作解説に特化した紙面の新設が決定。報道部の木下順夫・経済担当デスクのもと、池末博明記者と私(佐々木)の3人で「パソコン面チーム」が組まれました。さらに、当時テクニカルライターと呼ばれていた外部寄稿者の方々の協力を得て、月曜から木曜まで週に4日連続という大型連載が始まったのです。

 当初のタイトルが「50日間…」とあったように、「あなたもパソコン達人」は“臨時”に始めたものでした。われわれも最初は、パソコンのセッティングからインターネット接続まで一通り解説すれば「紙面は終わり」と考えていました。ところが、当時のパソコンは今のように設定も簡単ではなく、しかも多くの人たちが初めて触る情報機器です。どんなにやさしく解説しても、さまざまな部分に“漏れ”が出てきました。

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