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【最強!!バフェット流投資術】日本電産、リストラより賃金カットで一致団結 昼休みに電気消し常にコストカットを意識 (1/2ページ)

 日本電産(6594)では、いわゆるリストラによる従業員の解雇は行わない。その代わり、経営が思わしくないときには賃金カットで対応した。

 一律カットだと能力の高い従業員が不満を持つのではないかと考えるかもしれないが、会社という組織にとって最も大事なのはチームワークである。経営が苦しいときに一致団結して一生懸命働いてくれる人材が本当の意味で優秀であり、競争力の源泉となるのだ。

 少々能力が高くても、企業が困難に直面したときに、さっさとどこかに逃げてしまうような人間は役に立たないどころか、かえって害悪をまき散らすだけである。さらに、実力主義の同社では給与の個人差はかなりあるので、「一律」とは言っても、ベースになる給与が違う。やる気と能力のある人間にはより高い給与が支払われることに変わりはない。

 バフェットが考える競争力の2大要素は「ブランド力」と「仕入れ力」だが、仕入れ力の中核をなすのがコスト削減である。日本には「乾いた雑巾を絞る」という慣用句があるが、そのような激烈な努力をしてこそ、競争力のある企業となれるのだ。

 バフェットは「今日からコスト削減するぞ」と宣言するのはだめな企業だという。なぜなら、コスト削減の努力は呼吸と同じように、一瞬たりとも止めてはならないからである。わざわざ宣言するのは、それまで削減の努力をしてこなかった証拠だというわけだ。

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