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2017年、私を一番悩ませた「日本カー・オブ・ザ・イヤー」 (2/2ページ)

 「スズキ・スイフト」は、実は私は最終選考に絞る10台の中に入れていませんでした。10台に絞られた後で、私はそれまでの考えをリセットし、白紙の状態から「We」なクルマは何かを考えました。悩みに悩んで私が出した結論が、おそらくもっとも私らしくないクルマ「スイフト」です。グレードのバリエーションと頑張った価格設定。そして「スイフト・スポーツ」の運転の楽しさ…。なにしろクルマを運転しているときに、みんな笑顔。さらにドライバーだけではなく同乗しても悪くない。

 この答えを出したのは、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の投票締め切り3分前。

 実はもっと早くに投票は済んでいましたが、本当にそれでいいのかギリギリまで悩んだのでした。「ギリギリまで悩む」というところに今年のカー・オブ・ザ・イヤーがいかに難航したかがお分かりいただけるのではないかと思います。

 といいつつ、クルマ作りの現場の皆さんがいかに熱い思いでクルマを作っているかを知っているので、私のようなものが点数をつけるなんて本当は恐れ多いことだと思っています。どのクルマにも良い点をつけたいところです。しかし点数をつけなければならないという使命があるので、これほどまでに悩んでいます。だから私はクルマ作りの現場の皆さんの‘思い’に応えるためにも同点などで逃げずに、真剣に点差をつけさせていただきました。

 でもこの悩みは、ある意味嬉しい悩みでもあります。

 そして2018年も、いい意味で私を悩ませるクルマがたくさん登場することを期待しています。(吉田 由美)

 【関連リンク】

 日本カー・オブ・ザ・イヤー2017投票結果http://www.jcoty.org/result/points/へ

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