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東証、今年初の下落 時価総額は700兆円突破で過去最大更新

 10日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が4営業日ぶりに反落した。終値は前日比61円79銭安の2万3788円20銭。年明けから連日上昇していたが、当面の投資利益を確定する売り注文が出て、今年初めて下落した。一方で市場規模を示す東京証券取引所第1部の時価総額は初めて700兆円を突破し、過去最大を更新した。

 時価総額拡大は米長期金利の上昇を受けて大手銀行グループや保険株が買われた影響が大きい。

 東証株価指数(TOPIX)は2・82ポイント高の1892・11。出来高は約15億9200万株。

 平均株価は4日の大発会から上昇を続け、前日までの3営業日で計1085円05銭上がった。心理的な節目とされる2万4000円に近づき、高値警戒感から売られた。ただ、米株高に加え、日本企業の業績拡大への期待も高く、ネット証券アナリストは「上昇基調は変わらない」と評価した。

 前日に米長期金利が一時、約10カ月ぶりの高水準に上昇したが、10日に日本の財務省が実施した10年物国債の入札では落札利回りが急騰せず「株式市場に安心感が広がった」(大手証券)という。

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