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【トップ直撃】東南アジアに強み、中小企業の悩みサポート 東京スター銀行・佐藤頭取「東京の地銀とは思っていない」 (1/4ページ)

★東京スター銀行・佐藤誠治頭取(59)

 バブル崩壊後の金融危機で経営破綻した銀行は、何度か大株主が替わり、台湾の銀行傘下となったいまも存在感を発揮している。昨年4月に頭取に就任し、「いい会社」を目指すと宣言。「役職員が全員が目を輝かせて、持続的に顧客と社会の役に立ち、成長を続ける」という組織作りへの思いを語る。(中田達也)

 --台湾資本になった経緯は

 「1999年に東京相和銀行が経営破綻し、2001年に米国のローンスターというファンドの傘下になりました。08年に投資ファンドのアドバンテッジパートナーズに経営者が代わり、14年に台湾の中国信託商業銀行(CTBC)が買収しました。日本の商業銀行としては初めて外国の商業銀行の傘下に入ったという経緯です」

 --買収の狙いは

 「台湾は大企業が多く、経済規模も非常に大きいのですが、人口は2300万人程度なので、外国でビジネスを広げていく必要があります。CTBCも東南アジアを中心に百数十カ所の海外拠点を持っていますが、アジアの最重要マーケットの1つである日本の商業銀行を買収できるのはチャンスだったわけです」

 --台湾側の意向は強くないですか

 「台湾から日常のオペレーションについてああしろこうしろというのは基本ありません。商業銀行はローカルなビジネスで、その国の会社や人を理解しないと競争力のあるサービスを提供することはできません。それができるのは、その国の人しかいないんです」

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