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【暴騰暴落・ビットコインは買いか】ひょんなことで売り浴びせられる恐れ 過去の事件では取引所経営者の横領、ハッカーによる偽造も (1/2ページ)

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 ビットコイン(単位BTC)を売買するには、「ビットフライヤー」や「コインチェック」などの取引所・販売所に口座(ウォレット=財布)を開設するのが手っ取り早い。だが、初期に参加した1%のユーザーが発行済みの9割を保有していると言われ、そもそもの流通量が少ないことが相場の乱高下の一因だ。

 1%のアーリーカマーが保有するビットコインの多くは、取引を承認して帳簿に記録を追加する作業(ブロックチェーンにブロックを追加するための計算=マイニング)の報酬として受け取った(新規に発行された)ものだ。

 最初の取引(2010年)ではピザ1枚が5000BTCで交換されたとされる。ピザ1枚が1000円だったとした場合、1BTCは0・2円に過ぎなかった。その頃のマイニング報酬は50BTCで、以後4年ごとに半減しており、現在は12・5BTCになっている。

 もっとも、1BTCは126万円程度(17日午前。取引所ビットフライヤーによる)で推移していることから、12・5BTCは、単純計算で1575万円になる。

 ただ、マイニングをするには体育館ほどの建物にパソコンをずらりと並べ、常時稼働させておかなければならない。とても個人では無理な話で、業者が業としてやっている。

 ブロックチェーンに一定の取引履歴が1つのブロックとして追加されるのは10分ごとで、最初に計算を解いた者だけが勝者となり、業者はうまくいけば1時間に最高75BTCの報酬を手に入れることができる。

 単純計算すると、相場が1BTC126万円なら1時間で9450万円。電気代やパソコン代をいくら払おうが痛くもかゆくもないわけだ。

 こうした業者は保有して含み益を増やすばかりなので、そもそもの流通量が少なくなり、その希少性が高値を呼ぶ。

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