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【介護離職に備えよ】住宅型老人ホームの形態と特徴 費用は安価だが、外部サービスということが大前提 (1/2ページ)

 先日、某報道番組に住宅型老人ホームに父親を入居させた人が登場し、入居後1カ月でみるみる父親の様子が変わってしまったため退去させた、と語っていた。なんと、父親の体には拘束された跡があり、入浴もほとんどさせられず、面会した息子さんはひどい悪臭に驚いたという。

 施設側との会話を録音しており、放送でも流されていたが、会話は矛盾ばかり。しまいには開き直ったような口ぶりで、さすがに私もあきれ果ててしまった。このような悪質な施設はそう多いとは思えないが、氷山の一角であることも現実だ。

 ところで、前述した「住宅型老人ホーム」という言葉の意味がよくわからないという人もいるだろう。今回はその説明をしたい。

 有料老人ホームに関しては、厚生労働省の「有料老人ホーム設置運営標準指導指針」により、「住宅型」「介護付」「健康型」の3タイプで「類型表示」することが定められている。

 これらが何の違いを示すものかというと、“介護保険制度による介護サービスを受ける場合の違い”ということになる。そのうち、住宅型有料老人ホームは、介護保険制度による介護サービスを受ける場合、外部事業者の介護サービスなどの“外部サービス”を利用して介護を受けるのが特徴。つまり、訪問介護サービスとしてヘルパーさんに自室に来てもらったり、自ら外部のデイサービス(通所介護)に行って介護を受けるということだ。

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