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【暴騰暴落・ビットコインは買いか】意見対立などで内輪もめ…仮想通貨、続々誕生の舞台裏 金融関係者「公平なマーケットなのか疑問」 (1/2ページ)

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 1%のユーザーがほとんどのコインを持つという「富の偏在」、偽造や横領が発生する隙のある管理運用、これらはビットコイン(BTC)の負の一面だ。

 外資系の金融関係者は「公平で透明なマーケットだとは言えない」と話す。

 こうした批判は、開発に関わった者や新規の参入者からも出ていた。ビットコインには、大きく4者が関わっている。

 (1)仕組みや機能を考案し開発する開発者(2)実際に使用したり投資したりするユーザー(3)帳簿であるブロックチェーンに履歴(ブロック)を追加していく採掘者(=マイニング業者)、それに(4)取引所や販売所を運営する事業者-だ。

 元来、ビットコインはインターネットを利用して、特定のコンピューターサーバーを介さずに、P2P(peer to peer=端末間、個人間)で自由に手軽に決済を行うことを目的としている。

 帳簿に記録される取引の履歴は全員で管理しているため、本来は参加者全員が平等な立場であり、責任も等しくかかってくる。このあたりは、ネットがもともと持っていた価値観に極めて近い。

 ところが、先に見たように富が偏在していることから、とりわけビットコインの価値の部分では持てる者の影響力が強くなり過ぎている。

 そこで原点回帰して、ボランティアベースで開発や管理運用を行い、富や影響力が偏らないようにした方がよいと主張する改革派ともいえる勢力が出てきた。

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