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【最強!!バフェット流投資術】トヨタが自動運転に力を入れてこなかった理由 (1/2ページ)

★トヨタ自動車(下)

 マスコミがはやし立てるように「近い将来に完全自動運転が急速に普及し、自動車販売台数が激減する」というようなことが実際に起こる可能性は、筆者はかなり低いと考えている。

 それは飛行機の「自動操縦」の歴史を見ればすぐに理解できる。1980年代には離着陸も含む全ての操縦の自動化に、技術的には対応できるようになったが、現在でも着陸と航行は自動で行うものの離陸は人間が行うケースが大半だ。

 飛行機に比べれば交差点、横断歩道、歩行者の飛び出しなど、ありとあらゆるリスクを想定しなければならない自動車の無人化がどれほど遠い将来になるのか、容易に想像がつく。

 自動車の場合も飛行機同様、緊急事態に対応する人間(パイロット、運転者)が必要となる。何も問題がない状態での自動(無人)運転を実用化しても、自動車の場合は飛行機以上に問題が生じる。一気に100%自動(無人)運転に切り替えることはまず不可能であるから、かなりの期間人間が運転する自動車と共存しなければならない。

 人間は、無理な割り込み、信号無視、スピード違反、一時停止違反等などありとあらゆるルール違反を行う存在だから、そのすべてに自動で対応するのはほとんど不可能と言ってもよい。

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