記事詳細

【定年後 難民にならない生き方】巧妙化する手口…離れて暮らす親を詐欺から守るには 「特殊詐欺」被害者の7割が65歳以上 (1/2ページ)

 「この間、妙な電話がかかってきたけど、あれって何だったのかね」と親が言いだし、ギョッとしたことはないだろうか。振り込め詐欺など「特殊詐欺」による被害額は2017年上半期で186億8000万円(警察庁調べ)。被害者の7割を65歳以上の高齢者が占める。離れて暮らす親を詐欺被害から守るにはどうすればいいのか。オールアバウト「防犯」ガイドの佐伯幸子氏に聞いた。

 「まず、大切なのは親と話をすること。『今は振り込め詐欺-オレオレ詐欺というものが流行っていて、家族の一大事を装って金を無心する電話がかかってくるかもしれない』『自分のことは自分で責任をとるから、決してお金は出さないで』など、具体的に伝えてください。『気をつけて』と一度伝えて満足するのは論外。機会があれば何度でも話しましょう」

 手口は巧妙化する一方だ。振り込め詐欺の存在を知りながら、被害に遭う人が後を絶たない。「まさか、自分に限って」「うちの親は大丈夫」という思い込みが、詐欺被害への第一歩だと、佐伯氏は指摘する。

 「振り込め詐欺は基本的に、自宅の固定電話にかかってくることが多いので、ナンバーディスプレイはぜひ導入したいです。できれば、留守番電話にセットし、在宅中でも電話に出ないのがおすすめ。相手を確認した上で、必要があればかけ直すスタイルなら、被害に遭うリスクは最小限に抑えられます」

 また、詐欺犯が声を録音されるのを嫌がるのに着目し、「この通話は録音されます」とメッセージが流れるなど、詐欺対策強化機能を搭載した電話機も登場している。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう