記事詳細

【サラリーマンサバイバル術】「店長だから」と残業代支払われず 早朝から深夜まで働き詰め、休日は週1日 (1/2ページ)

 【Q】 数年間勤めてきたレストランで、昨年から店長になって以降、残業代が支払われなくなりました。最近、オーナーの指示で営業時間を延長することになり、早朝から深夜まで働き詰めで、休日は週1日しか取れていません。オーナーに相談しましたが、「店長だから」と改善してもらえません。(男性)

 【A】 店長やマネジャーといった名称の役職だからといって、直ちに残業代の対象外になるとは言い切れません。質問者の場合も、いわゆる「名ばかり管理職」であることが疑われます。

 労働基準法における労働時間、休憩及び休日に関する規定では、「監督もしくは管理の地位にある者」は、適用除外とされています(労基法第41条)。

 ぜひ知っていただきたいことは、職場でいう「管理職」と、法律上の「管理・監督者」は別だという点です。日本の企業では管理職の肩書付きの従業員が多いためか、実質的には労基法の管理監督者に該当しないのに、該当すると思わされている労働者が多いと思われます。適用除外者に該当していないのであれば、実労働時間にもとづいて残業代を請求できます。

 行政解釈では、「監督もしくは管理の地位にある者」とは、労働条件の決定や労務管理について経営者と一体的立場にある者とされています。名称にとらわれず実態に即して判断されるのです。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう