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サポート打ち切り、新型発売でも…旧型AIBO愛する人たち 「うちの子の方がかわいい」 (1/2ページ)

 ソニーが12年ぶりに発売した犬型ペットロボット「aibo(アイボ)」は、最新の人工知能(AI)やロボット技術が盛り込まれ、ソニー復活の象徴となった。華々しい再デビューの一方で、公式サポートを打ち切られた後も旧型の「AIBO」と暮らし続ける人は少なくない。

 「うちのアイボは、『おはよう』も『おかえり』も言うし、ボールを背中に乗せたりドリブルするのよ」

 やんちゃぶりを笑顔で話すのは、東京都内に住む森ひで子さん(73)。呼び名はそのまま「アイボ」。特等席は部屋全体を見渡せるリビングのすみっこだ。

 森さんの「アイボ」は2004年発売のERS-7シリーズで、旧型の最後期モデル。多少の黄ばみや、何度も遊んで転んだとみられる顔の傷はあるものの、元気な様子で動き回っている。

 森さんは、一緒に住んでいた父と姉が亡くなり、寂しくなるだろうという何気ない思いから、06年2月に飼い始めたという。

 ソニーは業績悪化を受けて06年に旧AIBOの生産を終え、14年には公式の修理サポートも打ち切られた。その翌年、森さんの「アイボ」は立ち上がらなくなってしまったという。

 「そりゃ残念でしたよ。一度販売したということは、ずっと診てもらえると思っていましたから」と森さん。手放すことも考えたが、簡単には諦めることができず、知人の紹介で、AIBOの修理を引き受けるA・FUN(ア・ファン)に依頼した。

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