記事詳細

富士通、携帯事業売却へ 「らくらくホン」「アローズ」…収益は比較的安定も

 富士通が「らくらくホン」や「アローズ」で知られる携帯電話事業を担う100%出資子会社、富士通コネクテッドテクノロジーズの株式の過半を、国内投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループに売却する方針を固めた。売却額は500億円前後とみられる。構造改革の一環として昨年から入札手続きを進めていた。

 富士通は同日、ポラリスと「交渉を行っていることは事実」とコメントした。月内に契約を結ぶ見通し。雇用や生産体制は維持し、ブランドも継続する。販売減が続く携帯事業を連結対象から外し、ITを活用したシステム開発やサーバー事業に経営資源を集中する。

 富士通の携帯事業はNTTドコモが主要納入先で、収益は比較的安定している。ただ米アップルやソニーの人気に押され、2017年度に計画する出荷台数は310万台と、ピーク時の半分以下の見込みだ。ポラリス傘下で投資を強化し競争力を高める。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう