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【最強!!バフェット流投資術】スポーツ用自転車業界で信頼される『シマノ』、高性能のイメージ作りに成功 (1/2ページ)

 バフェットがよく取り上げる事例に「米国の自動車メーカー数の推移」がある。初代フォードが活躍した米国自動車産業の黎明期には少なくとも数百社はあった自動車メーカーが、現在はたったの3社(GM、フォード、クライスラー)である。しかもその3社の将来の展望は暗い。

 米国が新興国から急成長(1870年頃の英国と米国の経済規模はほぼ同じであった)し、世界の覇者になる過程で自動車産業の果たした役割は大きいが、自動車産業が発展しても、数百社あったメーカーはほとんど消えてなくなり、それらの企業に投資した投資家たちは思うような結果を得られていないというのがバフェットの言いたいことである。

 ちなみに、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで活躍しているデロリアンも、消え去った自動車会社の一つである。つまり、産業に投資するのではなく、個別の企業を吟味しろということだ。

 注目すべきは、自動車の創世期に活躍した「部品メーカー」の多くは、今も活躍していることである。一般消費者を相手にした商売は気まぐれな顧客を相手にしなければならないが、部品メーカーは納入先の信頼を得ることができれば長期的、安定的なビジネスを行うことができるのだ。

 「インテル入ってる」という言葉は最近聞かなくなったが、スポーツ用自転車業界では「シマノ入っている」というのが一つのブランドとなっている。

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