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【定年後 難民にならない生き方】実家の防犯強化で親の命と財産を守る 防犯フィルム貼り、補助錠設置を (1/2ページ)

 空き巣や忍び込みといった、侵入の被害が多いとされる一戸建て。高齢者夫婦のみ、あるいは高齢者のひとり暮らしとなると、防犯面での心配が尽きません。

 「警察庁の最新データを見ると、空き巣の侵入手段で最も被害が多いのは『無施錠』--鍵をかけていないことです。戸建てはもちろん、マンションやアパートでも油断は禁物です」

 こう語るのは生活総合情報サイト、オールアバウトの「防犯」ガイドで、安全生活アドバイザーの佐伯幸子氏。「2階は鍵をかけなくても大丈夫」「オートロックだから安心」といった思い込みが危険を招くと指摘する。

 「『このあたりは安全な街だから』『泥棒なんて聞いたこともない』とおっしゃる方もいますが、そういうエリアこそ警戒が必要。被害に遭うと、住民の警戒心が高まるので侵入犯はむしろ、仕事がしづらくなる。無防備なところこそが狙われるのです」

 まずは玄関と窓にしっかり施錠するのが基本。勝手口も例外ではない。

 「家は本来、大事な命と財産を守る場所です。金庫と同様、鍵がかかっていて当たり前だと考えましょう。鍵は“かけるもの”ではなく、“必要なときだけ開けるもの”ということを繰り返し親に伝えて、意識を変えていきましょう」

 さらに「窓からの侵入被害を防ぐことも重要」と佐伯さんは指摘する。玄関ドアの錠前はピッキング犯罪やサムターン回しといった手口に一定時間耐えられる、防犯性の高い鍵をつけるケースが増えてきている。その一方で、窓ガラスは窓の中ほどに「クレセント錠(=取っ手のついた半月状の鍵)」がついているだけという物件が多数を占めるという。

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