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【こんな時代のヒット力】一眼レフを超えた「高速連写」 オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」 (1/2ページ)

 いま、世界のカメラシーンは大きく変わっている。一眼レフカメラの出荷金額が2012年の6279億円から16年には3701億円と4年間で6割以下に減少したのに対し、ミラーレスカメラは1252億円から1494億円へと2割の成長をみせているのだ。

 それを牽引するのが、16年にオリンパス(東京都新宿区)が発売した「OM-D E-M1 Mark II」。13年に発売された「OM-D E-M1」の後継機だ。初代は「一眼レフと渡り合えるミラーレス」と評価された同社のフラッグシップ機だった。

 「Mark II」の開発は、初代を世に送り出すと同時に始まった。「初代は小型軽量・高画質・高機能と、プロの写真家にも高い評価をいただいたが、トップクラスの一眼レフと比べると苦手な撮影シーンがまだあった」(映像商品企画部、吉川雅之氏)からだ。

 「苦手」とは、一眼レフに比べて原理的にミラーレスでは撮影が難しいと言われる「高速に動く被写体を連写すること」だった。一眼レフがオートフォーカス、ファインダー表示などを別々のハードウエアで行うのに対して、ミラーレスはセンサーから取り込んだ情報をもとに画像処理エンジンがすべて行わなければならない。そのため、高速処理を実現した初代E-M1でも、性能で追いつくことはできていなかった。

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