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【トップ直撃】2つのブランドで健康促進 アサヒカルピスウェルネス・千林紀子社長「飼料事業で食の未来に貢献」 (1/3ページ)

★アサヒカルピスウェルネス・千林紀子社長

 会社名が示すように、日本を代表する2つのブランドを背負い、健康食品の通信販売を軸に事業展開する。3つの顔と6本の腕を持つ「阿修羅」の大ファンだというグループ初の女性社長は、「八面六臂(ろっぴ)」の活躍を続けている。(中田達也)

 --「アレルケア」が主力商品ですね

 「2つの通販ショップを持っているのですが、『カルピス健康通販』でメーンで売れている商品です。食品なので効果や効能をうたうことはできませんが、配合されているL-92乳酸菌の成分は、免疫関連や花粉症、アトピーなどの緩和について自社の試験で実証データが得られています」

 --高めの血圧が気になる場合は

 「ラクトトリペプチドという成分が含まれる『ラクトウェル』があります。健康診断などで定期的に血圧を測る方が多いので、飲み続けていただいた方からコールセンターにご連絡をいただくこともあります」

 --「100年酵母力」という商品も

 「『アサヒの健康通販』で扱っているビール酵母細胞壁を使った独自のサプリメントです。働き盛りの方にぜひ飲んでいただきたいですね」

 --健康食品市場の現状は

 「機能性をうたう食品が多くなったことで競争が激しいですが、われわれは自社研究や自社データをベースにしている立ち位置で、定期購買が多いのも特徴です」

 --通販専用の狙いは

 「店頭では商品のデータなど細かい説明が難しいこともあってコールセンターに力を入れ、買う前も買っていただいた後もコミュニケーションを密にしています」

 --2つの通販ショップが共存する理由は

 「それぞれブランドカラーがあります。アサヒは比較的男性のお客さまが多く、長く買っていただいています。カルピスの方はファミリー層が多く、女性の比率が高いですね」

 --アサヒとカルピスの出身者の持ち味は違いますか

 「カルピスは創業以来、乳酸菌研究をずっとやっていて優良菌を選別する能力や製品化のノウハウを持っています。アサヒグループもビール酵母など有用微生物を扱う技術や発酵の技術があるので、グループシナジーがよく出ています」

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