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【天野秀夫 中小型厳選株】AIに強い「日本サード・パーティ」 ソフトバンク、LINEと親密な関係が鍵 (1/2ページ)

 米国の利上げスピードが早まるとの懸念などからNYダウは5日、取引時間中の下げとしては過去最大の下げ幅1597ドル安をみました。これを受けて東京株式市場も全面安に見舞われました。今後、相場は落ち着きどころを探すことになります。新興市場も厳しい調整を強いられていますが、過去の暴落後のリバウンド局面では「好業績銘柄」「相場的なカリスマ性を持つ銘柄」が相場の戻りをリードしてきました。

 こうしたなか、カリスマ性を持つソフトバンクグループが7日に今3月期第3四半期決算を発表します。この記事が読まれている頃には決算内容は明らかになっているのでしょうが、ソフトバンクグループの場合、決算以上にさまざまな事業戦略に対するアナウンスが、株価や市場全体に対して影響するカリスマ性を持っています。

 今回は、子会社でモバイル事業を手掛けるソフトバンクの親子上場報道が出た後だけに、グループ事業戦略に関心が向いています。

 1月31日には通信キャリアであるソフトバンクと格安スマホ事業を展開するLINEモバイルとの戦略的提携が発表されました。協議が進めばLINEモバイルはソフトバンクとの合弁会社になります。この両社とビジネス・テクノロジーパートナー関係にあるのが、ジャスダックに上場の「日本サード・パーティ」(2488)です。LINEは、2018年度に日本サード・パーティが強みを持つAI(人工知能)分野を含めて300億円を投資する計画を打ち出しています。ソフトバンクが上場となれば、思惑人気が向かうなど、日本サード・パーティにはダブルメリットが控えています。

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