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【定年後 難民にならない生き方】悪徳業者から親を守る対策を 背景に孤独感、被害あっても責めるのは禁物「『息子に叱られる』と泣き寝入り」 (2/2ページ)

 玄関のドアチャイムが鳴ったとき、「はーい」と玄関を開ける習慣は、悪徳商法被害への第一歩。モニター付きインターフォンを導入し、「見知らぬ訪問者には玄関を開けない」を徹底するのも、大切な自衛策のひとつだとか。

 「とはいえ、長年の習慣を変えるのは本来、難しいもの。親に『気をつけて』と言うだけでなく、費用を出して対策をしてあげれば被害を避けられ、親子とも安心できるでしょう」

 いくら心配だからといって、ガミガミ注意するのは逆効果。万が一被害にあった場合も、親を責め立てるのは禁物だ。

 「被害に遭っても『息子(娘)に言うと叱られるから』と泣き寝入りする高齢者が後を絶ちません。まずは子供側が、親の不安や寂しさを理解することが重要です」

 被害を未然に防ぐのはもちろん、万が一のときの被害を最小限に抑える。そのためには親子関係の見直しと再構築が欠かせない。

 ■島影真奈美(しまかげ・まなみ) ライター/老年学研究者。1973年宮城県生まれ。シニアカルチャー、ビジネス、マネーなどの分野を中心に取材・執筆を行う傍ら、桜美林大学大学院老年学研究科に在籍。「ホテル業界の高齢者雇用」をテーマに論文執筆を進めている。

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