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【株式フジ】波乱相場、無理に買いに出ず「下げてない銘柄」を少し手掛ける 注目「資生堂」「日本カーボン」 (1/2ページ)

 東京市場は引き続き厳しい展開が続いています。先週(8日)の日経平均の終値は2万1890円でしたが、そこから約900円下げています。今回の株安の震源地となったのはアメリカ市場ですが、アメリカ株が落ち着きを見せても東京市場は同様の動きにならず、目立って軟調な動きです。リスクオフの円高が極度に嫌気され出したのです。こうなると「東京市場個別の懸念材料」となります。

 そんな中、先週の当欄で取り上げた「小野薬品工業(4528)」は昨年来高値を更新する数少ない銘柄のひとつとなっています。他方、同様に取り上げた「任天堂(7974)」についても株価水準にほとんど変化がありません。全体相場が下げ止まらない中においては、下げた銘柄に対する「突っ込み買い」を想定するよりも、下げていない、下げ幅が限定的な銘柄を念頭に置いておくべきでしょう。

 また、ムリに買いに出ることはなく、相場が下げ止まり→もみ合いに変化するまで見送り姿勢を継続するのも手です。

 多くの個人投資家は日経平均が下落する中でも「マクロ好調に変化がないのだからそれほど心配することはない」と考えているようです。この見方は極めてオーソドックスなものですが、半面で「株価はすべてを先取りして動く」という事実も指摘しておかなければなりません。もし、足元のマクロ好調が頭打ちになり、曲がり角にきているというならば、現在の株価の動きに納得がいくのです。

 アメリカのマクロ環境においては、「短期的な景気の過熱」さらには「中期的な財政悪化」を投資家が意識しだしたかもしれません。トランプ減税や巨額インフラ投資はとくに後者を後押しすることになります。

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