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【売れないモノを売る極意】「昭和の郷愁」にインバウンド需要 外国人を惹きつける色鮮やかなデザイン (1/2ページ)

 先日、国民的アニメ「サザエさん」のスポンサーに、新しくネット通販最大手のアマゾン・ジャパンが加わるというニュースが話題になりました。毎週「サザエさん」を見てホッコリしていた私はいささかショックを受けました。「ホッコリできるのも、ついに終わりか」と根拠のない寂しさを感じてしまったのです。

 そんなことを思ったのは私だけではなかったようで、ネット上には、「サザエさんはもう買い物に行かないので、財布を忘れることはありません」「三河屋さん、ごめんね。これからはネットで買うことにしたの」など、ユニークな中に寂しさがにじむ投稿が目立ちました。

 世の中がどんどん便利になっていく中で、「サザエさん」に描かれた「昭和の暮らし」に哀愁を感じる人が多いということでしょう。ただ、同じ感覚を持つ人が多いということは、そこに必ず新しいニーズがあるということです。

 案の定、「昭和の暮らし」をほうふつさせるビジネスはすでに繁盛していました。

 有名どころでは東京の「恵比寿横丁」でしょうか。古い市場を改装して小さな居酒屋を密集させたら、昭和の雰囲気満載で連日大繁盛だそうです。再ブレークしている荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」も昭和のバブル期を懐かしむ気持ちがなければ語れません。

 しかしすでにヒットしている事例を紹介しても、このコラムの使命は果たせません。そこで今後、売れないモノを売るヒントになりそうな昭和の活用術を探してみました。

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