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【株式フジ】円高嫌気で狙い目は内需株 「UTグループ」「物語コーポレーション」に注目 (1/2ページ)

 アメリカ発の世界的な株式市場に対する不安はまだ収束していません。しかし、この中にあって当欄で取り上げた銘柄は逆行高となりました。先週取り上げた「日本カーボン(5302)」は2月15日終値5390円から、その後2月21日高値6440円をつけるなど、堂々の昨年来高値更新です。一気高です! 先週は事実上の一点勝負をしましたが、それは成功となりました。同社は主力の黒鉛電極の需給逼迫(ひっぱく)が好感されています。カーボンブラック、ファインカーボン、工業炉事業の事業環境好調が株価を押し上げた格好です。全体相場が軟調に推移する中ですので、数少ない急伸銘柄となりました。

 市場環境が良くない時は、そうでない時とは異なる発想で銘柄選択をしなければなりません。基本となるのは「それでも上げている銘柄はどれか?」というものです。数は少なくとも必ず上昇している銘柄があります。それらをスクリーニングした上で、「傾向」を理解するようにしましょう。足元、高値を付ける銘柄には「内需株」が多いことがわかるはずです。次に「それはなぜだろう?」と思考してください。そうです! 円高が進行しているので、業績が悪影響を受けそうな外需株は敬遠され、影響を受けにくい内需株に物色が向かっているのです。決して力強い動きではありませんが、それでも目立って売られることにはなっていないのです。

 このような思考はそれほど難しいものではありません。最近株式投資を始めたという方でも知っていることです。しかし、実際に動いている株式市場を前にすると、あたふたしてしまいアイデアが出てこないことがあります。とくに円高が進行しているときは真っ先にこのような発想で銘柄を選択するよう努めてください。

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