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クラフトビールの魅力発信、キリン専門3店オープンで攻勢「われわれの使命です」

 13年連続で減少を続けているビール類市場で、各メーカーが若者のビール離れを食い止める起爆剤の1つとして期待を寄せるのが、クラフトビールだ。個性的な味わいが受け、人気も徐々に浸透。キリンビールは直営専門店を3店舗オープンさせるなど積極攻勢をかけている。

 「市場規模はまだ小さいですが、注目度は上がっています。クラフトビールの魅力を発信する拠点として3つの店舗を育てていく。それがわれわれの使命です」

 同社の担当者はこう話す。クラフトビール専門店は東京、横浜、京都の3エリアにあり、東京・代官山に3年前にオープンした「スプリングバレーブルワリー東京」が旗艦店で特に期待度が高い。

 洋風レストランを思わせる外観と内装で席数は215。個性の異なるビール6種をつまみとともに味わう「ペアリングセット」(2300円)や自分好みにカスタマイズできるオリジナルビールが女性客らに人気だ。

 なじみ深い大手主力のビール製品は、ビアスタイルで分けると「ピルスナー」に属する。それ以外にも原料や製法の違いでさまざまなスタイルがあり、その数は100種類以上とも言われる。

 今年4月からビールの定義が変更され、使える原料や製法などの幅が広がることから、「今後はいろいろな特色を持つビールを出せるチャンスがある」(担当者)。2026年までに行われる酒税一本化に向けて、ユニークなビール製品が続々と登場しそうだ。

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