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【榊淳司 マンション業界の秘密】チェックしないと大損する新築マンション公式サイト 透ける売主の思惑 (2/2ページ)

 どう考えても日本人しか買いそうもないのに、英語を中心に構成している場合もある。多分、事業担当者か担当役員か、または経営者が大きく勘違いしている。

 私は、トップページはいちばん最後にチェックする。最初に見に行くのは現地案内図。つまり、その物件がどこにあるか、ということ。場合によってはグーグルストリートビューで現地の様子も確認する。もちろん、後ほど実際に現地を見に行く。

 マンションの資産価値は立地が9割。だから、最も重要な情報は「どこに建つか」だ。

 ところが、オフィシャルページによっては現地案内図をかなり探しにくいところに置いていたりする。ひどい場合は、モデルルームの場所は分かっても、現地の場所を示さない地図を表示していたりする。そういう物件は、大抵が「買ってはいけない」レベルに立地が弱い。

 次に重要なのは概要。ここには不動産広告として表示しなければならない項目が収まっている。敷地が借地権であるとか、用途地域が工業地域であるといった売主が言いたがらないスペックを「物件概要」でチェックできるのだ。必ず見た方がいい。

 ■榊淳司(さかき・あつし) 住宅ジャーナリスト。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる(www.sakakiatsushi.com)。著書に「マンションは日本人を幸せにするか」(集英社新書)など多数。

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