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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「輪」》タイヘンだけど、義理チョコを止められない深~いワケ (1/2ページ)

 「日本は、義理チョコをやめよう。」-。ベルギーの高級チョコレートブランド「ゴディバ」が、バレンタインデーを前にこんな新聞広告を出して話題になりました。義理チョコを負担に感じていた人たちから「よくぞ言ってくれた」と歓迎されたようです。 

 義理チョコの是非は以前から、贈る側にも受け取る側にも賛否両論が存在する微妙なテーマでした。同社が広告で指摘したように、否とする女性からすれば「誰にあげるかを考えたり、準備をしたりするのがあまりにもタイヘン」なのです。もらった男性だって、ホワイトデーのお返しを考えたり準備をしたりするのはタイヘンでしょう。 

 とはいえ、実際にはなかなかやめられないのも事実。なにしろ義理チョコ文化はすっかり根付いていて、慣習化している職場では会社が禁止でもしてくれないかぎり唐突にやめるのは難しい。取引先など社外の人への義理チョコは、もっとやめにくいでしょう。 

 かくいう私も、永田町を取材し始めた数年前から大量の義理チョコをばらまくようになり、やめるにやめられなくなっています。バレンタインデーは、チョコを口実に個別取材のチャンスを得たり、付き合いの浅い取材先と仲良くなるきっかけをつくったりする絶好の機会だからです。他紙の女性記者も特ダネを狙って配り歩いているのですから、自分だけやめて取材機会を逃すわけにはいきません。 

 特に国会議員への義理チョコはいろんな意味で負担が大きく、正直タイヘンです。会社の先輩や同僚への義理チョコなら個別包装のお菓子の詰め合わせを2~3箱も用意すれば済むところが(質より量が大事)、議員に対しては一人一人の好みをリサーチし、複数の売り場をはしごして慎重に選ばなければなりません。夫への本命チョコよりずっと手間暇がかかるのです。 

 というのも、贈答文化の残る永田町ではこの日、多くの男性議員が女性記者や女性秘書、同僚の女性議員らからチョコをもらいます。せっかく贈るのなら、自らを印象づけるチョコを選ばないと贈る意味が薄れてしまいます。その上、複数の議員に贈るとなると、一つ一つは高価でなくても、総額にするとかなり痛い出費になります。

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