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【一生働く!】夫婦だけでなく親子でも“財産”を次代に (1/2ページ)

★<働き方編>独立・開業(2) 

 「シニア起業」を考える第2回。シニアだからこそできる「独立・開業」にはどんなスタイルがあるのか。

 ■家族との生活を第一に

 「私たちは『独立・開業』というフランチャイズなどのビジネスモデルが確立された業態での起業を提案しています。その中でも最近は『夫婦で』という例が増えています」

 こう話すのは、リクルートキャリアの独立・開業情報誌「アントレ」編集部の田中翔氏(34)。

 「独立・開業」する理由は人それぞれだが、転職をきっかけに夫婦で“一生働ける”ことを目的に開業する人もいるのだ。

 例えば大手生保会社を59歳で退職、同誌の起業説明会に参加した男性が選んだのは「ふすまの張り替え」のフランチャイズ店。その動機の中には「今後は妻との生活を第一にしたい」があった。夫婦で研修会に参加し、起業。当初3カ月は戸惑うことも多かったが、夫婦の連携もあって軌道に乗り、現在は2、8月に長期休暇を取って2人で海外旅行をする余裕もできた。会社員時代と違ってストレスのない日常が素晴らしいという。

 また、「親子で」の例もある。子の世代に、資産ではなく職業を継承することができるのだ。これからの時代、土地家屋や金銭より、よほど子供の将来のためになるかもしれない。

 シニアの独立・開業は40代以下の世代とは違い、長い人生で築いてきたさまざまな“財産”をどう次代につなぐかもテーマのようだ。

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