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【株式フジ】目が離せない「任天堂」「小野薬品工業」 米金利動向変化なしなら堅調大型株 (1/2ページ)

 先月からの株価軟調の中で、当欄で取り上げた大型株は「任天堂(7974)」「小野薬品工業(4528)」「ソニー(6758)」でした。任天堂は1月24日につけた高値4万9980円とほぼ同水準にあり(2月9日安値4万2200円処から急反発)、小野薬品工業は年初から約2割上昇する逆行高、ソニーも年初の5200円処を十分に上回る水準にあります。大型株は全体相場の動きに連動すると思われがちですが、これらの銘柄はそうなっていません。個人投資家の一部に小型株、なかでも「軽量級」の銘柄ばかり気にしている向きがいるようです。その背景には「全体相場の軟調時には個別に銘柄が物色される」という考え方があり、株価指数の動きとは異なる動きをする銘柄を探すことにつながっていきます。その際は大型株のことが抜け落ちているように思われます。「大型株と小型株のどっちがいい?」という比較には意味がありません。株価の動きがあらかじめ分かっているわけではないからです。ここでは、「先入観なく銘柄を選びましょう」と訴えたいのです。

 パウエル米FRB議長の米下院金融サービス委員会での議会証言では「段階的な利上げを実施する方針を堅持する」ことが確認されました。その後の米市場では米金利の再上昇が株価の重しとなり、その後の東京市場(2月28日)も売り先行となりました。ただ、パウエル議長の発言は現状のマクロ環境における従来のFRBの姿勢を繰り返したにすぎません。新たに嫌気されるような発言はありませんでした。このことは、日米の株式市場がこれから先もしばらく、米金利動向を気にする動きを続けることを意味します。そう変化がない展開が続くものと予想しています。

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