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【株式フジ】世界市場揺るがすイタリア政局、投資資金は内需株にシフトへ 「イオンファンタジー」、「ラウンドワン」 (1/2ページ)

 イタリアの政治混乱がグローバルマーケットを揺るがす事態になっています。

 今年3月4日の総選挙以降、欧州連合(EU)懐疑派のポピュリズム(大衆迎合主義)政党が主導権を握る中で事実上の政治空白が続き、今秋にも再選挙が実施される見通しです。

 3月の総選挙では過半数を獲得する政党がなく、32%の得票率のポピュリズム政党「五つ星運動」と18%の得票率だった右派「同盟」が連立政権の樹立で合意、首相に推薦されたフィレンツェ大教授のコンテ氏が組閣作業を行いました。

 しかし、ユーロ離脱を主張する人物の経済相起用をマッタレッラ大統領が承認しなかったため、組閣断念に追い込まれました。

 再選挙は「EU離脱の是非を問う信認投票」の意味合いを持つものとなる可能性があり、通貨ユーロに対する警戒感が高まります。イタリアはユーロ圏第3位の経済大国であり、イタリアのEU離脱はユーロの信用低下につながるのです。世界マーケットがリスクオフに傾くと、日本円は買われることになり(円高進行)、日本株の懸念要因になります。

 当欄では、このところ終始一貫して「内需株」を取り上げてきました。海外要因(為替要因)に不安がある中では、投資資金が内需株にシフトするだろうとの見方からです。実際、5月17日に取り上げたビジネスデータとSNS型ニュースの「ユーザベース(3966)」は17日終値2727円→30日高値3240円。プレスリリース配信の「PR TIMES(3922)」は同2368円→29日高値2809円と大幅に値を上げています。先週24日に取り上げた「王将フードサービス(9936)」、「コロワイド(7616)」もそれ以降の全体相場の急落に巻き込まれない動きをしています。

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